すべての本 | バガヴァッド・ギーター | 第 3 章
バガヴァッド・ギーター 2.54
स्थितप्रज्ञस्य का भाषा समाधिस्थस्य केशव ।
स्थितधीः किं प्रभाषेत किमासीत व्रजेत किम् ॥ ५४ ॥
スティタプラギャーシャカーバハーシャー
サマーディスタハシャケシャヴァ
スティタディーキムプラバハーシェタ
キマーシータヴラジェタキム
arjunaḥ uvāca — アルジュナは言った; sthita-prajñasya —不動のクリシュナ意識の人; kā —何; bhāṣā —言葉; samādhi-sthasya —三昧の境地にある人の; keśava — おお、クリシュナ; sthita-dhīḥ —不動のクリシュナ意識の人; kim—何; prabhāṣeta —話す; kim — どのように; āsīta —座す; vrajeta —歩く; kim — どのように
翻訳
アルジュナ問う:超越者に意識を没入した人はどのような特徴を持っていますかどのような言葉を語りどのようにして座し、また歩きますか
解説
人間は職業とか社会的地位によって、それぞれに共通した特徴を持っているものです。同じようにクリシュナ意識の人にも独特なしるしがあります。話し方、歩き方、考え方、感じ方等々に特徴があります。金持ちには金持ちの特徴があり、病人には病人の特徴が、学者には学者の特徴がありますから、他人が見ればすぐそれとわかります。クリシュナ意識を持った人も、さまざまな点で特徴があります。どんな特徴があるかは、ギーターを読めばわかります。その中で最も重要なのは、話し方です。なぜなら、話す能力と話す内容とが、人間の値打ちを決めるほど重要なものだからです。馬鹿も口をきかぬ間は馬鹿とわからぬ、と言われている通り、全くのところ立派な服装をしていれば馬鹿も馬鹿とは見えません。ですが口をきけば即座にわかってしまいます。クリシュナ意識の人のすぐわかる特徴は、クリシュナのことと、クリシュナに関係したことしか話しません。その他の特徴は自然とそれに従って現れます。以下のように、、、。
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